静岡の公立中高一貫校
「作文」の出題形式と対策
静岡の公立中高一貫校(県立清水南・県立浜松西・沼津市立沼津の各中等部)は、 作文が総合適性検査とは別の独立した検査です。しかも検査日の時間割では 朝いちばん最初が作文(9:05〜、最大50分)。浜松西は500〜600字と全国最大級の分量です。 このページでは、県の令和8年度実施要領(一次資料)にもとづいて、形式と練習のポイントを解説します。
まず全体像 — 作文は「1日の最初の50分」
| 検査日程 | 1月中旬の土曜。9:05〜9:55 作文(最大50分・途中退室可)→ 総合適性検査Ⅰ・Ⅱ(各50分)。翌日に面接 |
|---|---|
| 配点(県立2校) | 総合適性検査120点・作文30点・面接20点(計170点) |
| 字数 | 清水南 400〜500字/浜松西 500〜600字/沼津 450〜500字 |
| 問題 | 3校それぞれ学校別問題 |
配点の約18%が作文です。そして「朝いちばんが作文」という時間割は、 ウォーミングアップなしで書き始めることを意味します。 ふだんの練習でも「座ってすぐ書き出す」ことに慣れておきましょう。
県立清水南・浜松西 — 体験と感受性を書く400〜600字
| 清水南 | 400〜500字 |
|---|---|
| 浜松西 | 500〜600字(全国の公立中高一貫でも最大級) |
| 出題のねらい(県公式) | 「現実の生活や想像の世界での事柄・事象等、また、それらについて述べた文章等を題材とし、主として、考えたことや感じたこと等を文章で表現する力をみる」 |
注目は公式の文言にある「想像の世界」。静岡の作文は、論理的な提案型だけでなく、 物語的・想像的な題材から感じたことを書かせる出題がありうる、全国でも情緒寄りの検査です。 「正しい答え」より「自分の体験と感じ方を、自分の言葉で豊かに書けるか」が問われます。
沼津市立沼津 — 段落の内容が指定される型
| 字数 | 450〜500字 |
|---|---|
| 形式 | 段落ごとに書く内容(体験 → 中学で挑戦したいこと)が指定される。自分の体験を具体的に書く |
沼津は自己表現寄りの出題で、段落の中身まで指定されるタイプ。 「体験の段落に意欲を書いてしまう」ような混在が典型的な失点なので、段落の役割を守る練習が効きます。
※ 検査構成・時間割・配点は県の令和8年度実施要領(一次資料)で確認しています。 字数は過年度問題の分析にもとづく情報を含み、年度により変動があります。 沼津市立は別要領のため、受検年度の要領を必ず確認してください。
家庭でできる練習のポイント
- 500字級の持久力 — 静岡は書く量が多い県です。まず最後まで書き切る体力をつけ、慣れたら「50分で書いて見直しまで」を目標に。
- 「感じたこと」を言葉にする練習 — 論理だけでなく感受性が問われます。本や出来事について「どう感じたか・なぜそう感じたか」を話す・書く習慣が、静岡の出題には特に効きます。
- 朝いちばんに書く — 本番は9時台の作文スタート。休日の午前中に時間を計って書く練習をしておくと、当日のリズムに合います。
- 書き直しで完成度を上げる — 分量が多いぶん、構成の乱れや表現の粗も出やすくなります。添削→書き直しの往復で整えましょう。
志望校の形式そのままで練習できます
サクブン先生は、志望校を選ぶとその学校の検査形式そのままの原稿用紙で練習できる、AI作文添削アプリです。 静岡は清水南(400〜500字)・浜松西(500〜600字)・沼津(450〜500字)の3校に対応しています。
- AIの先生が原稿用紙の上に吹き出しで添削。書き直すたびに前回の指摘をふまえた連続指導
- ⏱本番モードで「50分で書き切る」練習(県立2校)
- 体験の具体性・段落構成・字数まで、志望校のルールで採点
よくある質問
- Q. 作文は30点しかないなら、対策の優先度は低い?
- A. 30点は合否ラインでは大きな差です。しかも総合適性検査と違って作文は準備の成果が安定して出る領域なので、「確実に取れる30点」として仕上げる価値があります。
- Q. 600字も書けるようになるには、いつから始めるべき?
- A. 分量に慣れるのに時間がかかるため、小5の後半〜小6の春からの積み上げが理想です。まず400字→500字→600字と段階的に伸ばしていきましょう。
- Q. 過去問はどこで手に入りますか?
- A. 実施要領・日程は県公式サイトで公開されています。検査問題は市販の過去問題集(東京学参など)を利用するのが基本です。
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