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大阪の公立中高一貫校
「作文」の出題形式と対策

大阪府立中学校(富田林・咲くやこの花・水都国際)の入学者選抜は、適性検査とは別に 「作文」が独立した検査として行われます。 富田林は30分・380〜440字の二段落構成、咲くやこの花は15分・260〜340字の自己表現型と、 同じ大阪府立でも中身は大きく異なります。 このページでは、府公式が公開している令和8年度の検査問題(一次資料)にもとづいて解説します。

まず全体像 — 3校それぞれの「作文」

富田林30分・380〜440字。課題文をふまえた二段落構成(構成指定が問題に明記)
咲くやこの花15分・260〜340字。「入学して取り組みたいこと」など自己表現型
水都国際作文(自己表現)あり。詳細は府公式の検査問題で確認を(本ページでは上記2校を扱います)
実施時期毎年1月中旬〜下旬

富田林 — 二段落構成が明記される380〜440字

字数380〜440字(問題の行数指定「19行から22行」・一次資料で確認)
検査時間作文 30分(独立した検査)
構成の指定「全体を二段落で構成し、段落の最初は一字下げる」が問題に明記。第一段落=自分の考え、第二段落=理由、のような役割指定
原稿用紙題名や名前は書かず、本文から書き始める

富田林は「課題文をふまえて、指定された二段落の器に考えと理由を収める」形式です。 構成が固定されているぶん、段落の役割どおりに書けているかが採点の分かれ目になります。 30分で440字なので、時間はやや余裕がありますが、その分完成度も見られます。

咲くやこの花 — 15分で書き切る自己表現型

字数260〜340字(一次資料で確認)
検査時間作文 15分(全国的にも短い部類)
形式「入学して取り組みたいこと」「自分の得意なこと」など、志望動機・自己表現型の出題
原稿用紙題名・名前は書かず、書き始めは一字下げる

咲くやこの花の作文は、課題文の読解ではなく自分自身を語るタイプです。 そして15分という時間は、その場で考えていては足りません。 「自分が打ち込んできたこと・入学してやりたいこと」をあらかじめ言葉にしておき、 本番はそれを設問に合わせて組み替えて書く——という準備型の対策が有効です。

※ 字数・形式は令和8年度の検査問題(府公式公開の一次資料)にもとづいています。 検査時間は塾の分析情報を含みます。形式は年度により変わることがあるため、 受検年度の選抜要項・検査問題を必ず確認してください。

家庭でできる練習のポイント

  1. 志望校で対策がまったく違う — 富田林は「読解×二段落構成」、咲くやこの花は「自己表現×スピード」。共通の作文練習より、志望校の形式に絞った反復が近道です。
  2. 咲くやこの花は「ネタ帳」を作る — 得意なこと・頑張った経験・入学後の目標を、それぞれ2〜3行で言えるように書き溜めておくと、15分でも慌てません。
  3. 富田林は段落の役割を守る — 第一段落に理由を書き始めてしまう混在が典型的な失点です。「考えは第一段落、理由は第二段落」を徹底しましょう。
  4. 時間を計って書き切る — 30分(富田林)・15分(咲くやこの花)の感覚は、計って練習しないと身につきません。

志望校の形式そのままで練習できます

サクブン先生は、志望校を選ぶとその学校の検査形式そのままの原稿用紙で練習できる、AI作文添削アプリです。 大阪は富田林(380〜440字・二段落)・咲くやこの花(260〜340字・自己表現型)の両形式に対応しています。

  • AIの先生が原稿用紙の上に吹き出しで添削。書き直すたびに前回の指摘をふまえた連続指導
  • ⏱本番モードで「30分」「15分」の時間感覚を練習
  • 段落構成・条件への正対・字数まで、志望校のルールで採点

無料ではじめる(添削 月3回まで無料)

私立の「適性検査型」入試(大阪府)

関西統一入試日の文化がある大阪でも、5校が適性検査型(公立一貫型)の入試を実施しています。咲くやこの花・水都国際・富田林と同系統の記述・資料型対策がそのまま使えます。

上宮学園中学校1次適性検査型: 国語型・算数型各50分100点。80〜100字の条件記述(2026年度実施問題で確認)。手続期限が長く公立併願を想定
金蘭千里中学校後期T: 適性検査(言語能力60分・数的能力60分)。字数指定なしの理由を示して書く記述型(公式過去問で確認)
四天王寺東中学校A日程(適性型): 国語的問題・算数的問題・社会理科融合問題
羽衣学園中学校適性検査: 国語的問題・算数的問題
利晶学園中学校(2026年度に初芝富田林から校名変更)後期: 2科または適性検査(国・算・理社融合)

このほか、大阪体育大学浪商(国・算・作文)、利晶学園大阪立命館の「みらい入試21」(作文)、関西創価(自己アピール型: 作文・プレゼンテーション)など作文で受けられる入試もあります。

サクブン先生の志望校選択でも「私立(大阪府)」グループを選ぶと、標準形式の原稿用紙で作文練習ができます。

※ 私立の実施校・入試名・科目は、育伸社「2026年度 私立中学 募集要項」一覧(各校要項の集約資料・2025年10〜12月時点)で確認しています。実施の有無・科目・字数は年度や入試回で変わるため、必ず各校の募集要項でご確認ください。

よくある質問

Q. 富田林・咲くやこの花・水都国際は併願できますか?
A. できません。府立3校の検査は同日(2026年は1月24日)に実施されるため、志願できるのは1校のみです。受検年度の選抜要項で必ず確認してください。
Q. 咲くやこの花の自己表現型は、ふつうの作文練習で対策できる?
A. 基礎の書く力は共通ですが、自己表現型は「自分の経験と意欲を具体的に語る」独特の形式です。日頃から自分のことを言葉にする練習(ネタ帳づくり)を組み合わせてください。
Q. 作文の配点はどのくらい重い?
A. 配点の詳細は学校・年度により異なりますが、独立した検査として課される以上、適性検査と並ぶ評価対象です。受検年度の選抜要項で確認してください。
Q. 過去問はどこで手に入りますか?
A. 大阪府は3校の検査問題(作文含む)を府公式サイトで公開しています。市販の過去問題集も利用できます。

本ページは、株式会社UPRIVERが公開情報をもとに独自に編集したものであり、 各教育委員会・学校とは一切関係ありません。掲載内容の正確性・最新性には努めていますが これを保証するものではなく、出願・受検にあたっては必ず各教育委員会・学校が公表する 募集要項等の一次情報をご確認ください。掲載情報の利用により生じた不利益・損害について、 当社は責任を負いかねます。(情報の基準日: 2026年8月)