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茨城の県立中高一貫校
適性検査「記述」の出題形式と対策

茨城は県立中高一貫校が13校もある、全国最大級の「公立中高一貫県」。 13校すべてが共通問題で、志願できるのは1校だけです。 そして知っておきたいのは、茨城には独立した「作文」検査がないこと。 そのかわり、適性検査Ⅱ(45分)の読解+短文記述と、出願時の志願理由書(200字程度・本人記入)が「書く力」の勝負どころになります。 このページでは、県教委の実施要項(一次資料)と過年度の出題分析にもとづいて解説します。

まず全体像 — 13校共通・1校しか受けられない

対象校附属中10校(日立第一・太田第一・水戸第一・鉾田第一・鹿島・土浦第一・竜ヶ崎第一・下館第一・下妻第一・水海道第一)+中等教育学校3校(勝田・並木・古河)
志願13校のうちいずれか1校のみ(要項に明記。併願不可)
検査適性検査Ⅰ(45分・理数系)+適性検査Ⅱ(45分・文系)+集団面接(1グループ20分程度)
配点適Ⅰ100点・適Ⅱ100点+調査書・面接(学校により5〜45点。総合250点)
検査日毎年1月上旬の土曜(2026年は1月10日)

適性検査Ⅱ — 読解と「落とさない」短文記述

時間45分・100点(10:45〜11:30)
内容文章や資料を基に、読解力・分析力・自分の考えを表現する力をみる(県要項)。大問は社会系+国語系の構成
記述記号選択が中心で、記述は15〜35字程度の短文。近年は記述の比重がじわじわ復活傾向

茨城の記述は長文作文ではなく、会話文や資料の条件を一つも落とさず、短く正確に言い切る競技です。 「◯◯だから□□」という理由説明や、解き方の説明(説明記述)が典型で、 主語が抜けた文・条件を拾い忘れた文は、内容が合っていても点になりません。 適性検査Ⅰ(理数系)でも解法を説明させる記述が出るため、「短く説明する力」は両方の検査に効きます。

志願理由書 — 全員が書く「200字の自己表現」

茨城では出願時に志願理由書(200字程度)を志願者本人が記入します。 面接を補完する資料と位置づけられており、記載内容で不利は生じないとされていますが、 集団面接はこの志願理由書をもとに進むと考えて準備するのが自然です。 「なぜこの学校か・小学校で打ち込んだこと・入学後の目標」を、 200字で言い切る練習は、面接対策そのものになります。

※ 検査構成・時間(各45分)・配点・日程・「いずれか1校を志願できる」の規定・志願理由書(200字程度・本人記入)は、 県教委の令和8年度入学者選抜実施要項(一次資料)で確認しています。 記述の字数・出題傾向は過年度問題の塾分析にもとづき、年度により変動があります(記号選択中心の年と記述が増える年があります)。 受検年度の実施要項を必ず確認してください。

家庭でできる練習のポイント

  1. 「短く言い切る」練習 — 30字の記述は、長い作文より難しいこともあります。理由や説明を一文で、主語を明確にして書く練習を日常に。
  2. 条件の指さし確認 — 茨城の会話文には答えるべき条件が埋め込まれています。書く前に条件に印を付け、書いた後に一つずつ確認する癖をつけましょう。
  3. 資料を言葉にする — 適性検査Ⅱはグラフ・表の読み取りが軸。「資料から分かること」を数字を使って一文で説明する練習が効きます。
  4. 志願理由書は夏から下書き — 200字の自己表現は一発では書けません。夏のうちに下書き→書き直しを重ね、面接で話せる形にしておきましょう。

茨城の形式そのままで練習できます

サクブン先生は、志望校を選ぶとその県の検査形式そのままの原稿用紙で練習できる、AI作文添削アプリです。 茨城は条件記述型(短文を要素落ちなく書く練習)と資料型(グラフ・表を読んで書く練習)に対応しています。

  • AIの先生が原稿用紙の上に吹き出しで添削。条件の落とし・主語のぬけもチェック
  • グラフや表を読み取って書く「資料型」の課題で、適性検査Ⅱの型を練習
  • ⏱本番モードで45分の検査の時間感覚を練習

無料ではじめる(添削 月3回まで無料)

よくある質問

Q. 作文がないなら、書く練習はいらない?
A. 長文作文は出ませんが、配点100点の適性検査Ⅱは「読んで、短く書いて説明する」検査です。記述の配点は1問あたりが大きく、部分点の差が合否を分けます。加えて志願理由書200字は全員が書きます。「書く練習が少なくて済む県」ではなく「書く練習の形が違う県」です。
Q. 13校で問題が同じなら、学校による違いは?
A. 検査問題は共通ですが、調査書と面接の配点が学校ごとに違います(例: 面接が10点の学校から45点の学校まで)。志望校の配点バランスは要項の配点表で確認してください。
Q. 過去問はどこで手に入りますか?
A. 県教育委員会のサイトで標準解答・採点上の留意点が公開されています(問題本文は市販の過去問題集で入手するのが基本です)。

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