千葉の公立中高一貫校
「作文」の出題形式と対策
千葉の公立中高一貫校受検でまず知っておきたいのは、一次検査が12月上旬という全国でも最速級の日程です。 作文が出るのは1月下旬の二次検査。県立2校(千葉・東葛飾)は300〜400字、 千葉市立の稲毛国際は160〜200字と、学校によって形式が異なります。 このページでは、令和8年度(2025年12月〜2026年1月実施)の情報にもとづいて、形式と練習のポイントを解説します。
まず日程 — 一次は12月、作文は1月の二次
| 一次検査 | 12月上旬(令和8年度は12月6日)。適性検査1-1・1-2 各45分。作文はなし |
|---|---|
| 二次検査 | 1月下旬(令和8年度は1月24日)。一次通過者のみ。作文はここで出る |
多くの県では検査が1〜2月に1回ですが、千葉は12月に一次があるため、 対策の仕上げを他県より1〜2か月早く迎えます。 夏〜秋の過ごし方が合否を分けやすい日程だということは、計画の前提にしておきましょう。
県立千葉・東葛飾 — 300〜400字(適性検査2-2)
| 字数 | 300字以上 400字以内(年度により変動あり) |
|---|---|
| 出題 | 二次検査 適性検査2-2(2校共通問題) |
| 検査時間 | 適性検査2-2 45分(文章の読解と作文をあわせて) |
| 形式 | 二つの文章に共通する考え方をふまえて書く。段落ごとに書く内容(課題→取り組み など)が条件で指定されるのが特徴 |
| 場面 | 発表原稿や提案文など、「だれかに向けて書く」場面設定が多い |
段落構成が自由ではなく条件で指定されるのが千葉の県立らしさです。 「第一段落では課題を、第二段落では取り組みを」のような指示に正対して、 指定どおりの構成で書き切る練習が効きます。思いつくままに書く癖があると、 条件を読み飛ばして減点されやすい形式です。
千葉市立 稲毛国際 — 160〜200字(適性検査Ⅲ)
| 字数 | 160字以上 200字以内(年度により変動あり) |
|---|---|
| 出題 | 二次検査 適性検査Ⅲ(45分・面接とあわせて実施) |
| 形式 | 物語文の読解とセットの条件作文。設問の条件に正対して、自分の考えを構成して書く |
| 段落・原稿用紙 | 段落は作らず、一マス目から書く形式 |
200字は「短いから楽」ではなく、読解で捉えたことと自分の考えを圧縮して書く勝負です。 物語文の心情読解が前提になる点も、説明文ベースの他県とはひと味違います。
※ 千葉県・千葉市は検査問題をWebで公開していません(県文書館等での閲覧のみ)。 字数・形式は塾の出題分析にもとづくもので年度により変動があります。日程・検査構成は 県教委・市教委の実施要項(一次資料)で確認しています。受検年度の要項を必ず確認してください。
家庭でできる練習のポイント
- 逆算は12月から — 作文は1月の二次ですが、一次対策が本格化する秋以降は作文に時間を割きにくくなります。作文の型づくりは夏〜初秋に前倒しするのがおすすめです。
- 条件に正対する練習 — 県立は段落ごとの内容指定、稲毛国際は設問条件への正対。どちらも「条件を読み落とさず、指定どおりに書く」力が核です。書き終えたら条件を1つずつ指さし確認しましょう。
- 書き直しで定着 — 添削で指摘を受けて同じ課題を書き直す往復が、構成力を一番伸ばします。
志望校の形式そのままで練習できます
サクブン先生は、志望校を選ぶとその学校の検査形式そのままの原稿用紙で練習できる、AI作文添削アプリです。 千葉は県立(300〜400字・段落あり)・稲毛国際(160〜200字・段落なし)の両形式に対応しています。
- AIの先生が原稿用紙の上に吹き出しで添削。書き直すたびに前回の指摘をふまえた連続指導
- 目安時間をはかる「本番モード」で、45分の検査の時間感覚を練習
- 条件への正対・字数・段落構成まで、志望校のルールで採点
よくある質問
- Q. 一次検査に作文はないのに、いつから作文対策をすべき?
- A. 一次通過発表から二次までは2週間程度しかありません。一次の結果を見てから始めるのでは間に合わないため、夏〜秋に型を作っておき、一次後は書き直し中心で仕上げるのが現実的です。
- Q. 過去問はどこで手に入りますか?
- A. 千葉は検査問題のWeb公開がないため、市販の過去問題集(東京学参・声の教育社など)を利用するのが基本です。日程や検査構成は県教委・千葉市教委のサイトで公開されています。
- Q. 県立と稲毛国際は併願できますか?
- A. 検査日程が重なる場合は選択が必要です。受検年度の実施要項で日程を確認してください。形式が大きく異なるため、練習は志望順位の高い方の形式に絞るのがおすすめです。